眼内コンタクトレンズの種類

ICLを含む眼内コンタクトレンズの種類や違いについてまとめました。厚生労働省により認定されている製品以外にも、海外などで普及している眼内コンタクトレンズについて紹介します。

眼内コンタクトレンズの種類

眼内コンタクトレンズは、フェイキックIOLと呼ばれ、前房型と後房型のレンズがあります。
フェイキックIOLの中でも、特に有名なのはICLレンズです。日本の厚生労働省とアメリカ食品医薬品局のFDAに認可を受けているレンズで、質の高い見え方が人気を得ています。
他にも、アメリカ食品医薬品局のFDAに認可を受けているアルチザンレンズ・アルチフレックスレンズなどの種類があります。

ICLレンズと他のレンズの違い

フェイキックIOLには前房型と後房型の2種類があり、それぞれ特徴や施術が異なります。
ICLレンズは後房型のレンズで、水晶体と虹彩の間に挿入されるのが特徴。眼内に折りたたんで挿入するので、わずか3mmの切開で手術が可能です。また、傷口が小さいので、術後の経過が良く視力回復が早いといわれています。
一方で、ICLレンズ以外の前房型のレンズは、角膜と虹彩の間にレンズを挿入します。折りたためないので、後房型よりも大きく6mm程度切開しなくてはいけません。

虹彩や瞳孔機能への影響

前房型と後房型は、レンズの挿入位置が異なります。虹彩の前面にレンズを固定する前房型よりも、虹彩の内側にレンズを固定する後房型の方が、角膜内皮障害のリスクが低いとされているようです。
また、後房型レンズは、瞳孔機能にも影響しないことがわかっています。ただし、後房型レンズは、前房型レンズよりも水晶体に近い位置に固定されるので、術後に白内障にかかるリスクが高くなるのがデメリットです。

ICLレンズはグレアが起こりにくい

ICLレンズはノングレア特性があり、眼内コンタクトレンズ挿入時に問題視されるグレア(不快感や物の見えにくさをともなうまぶしさ)が起こりにくいレンズです。
グレアが起こると、いつもより景色をまぶしく感じやすい状態になり、悪化すると目の障害や状況把握がしにくくなるといった症状が現れるため注意が必要です。
前房型も症状の程度は個人差がありますが、一般的には術後数カ月で気にならなくなることが多いでしょう。
加えてICLレンズは世界64カ国以上に承認されているなど、高い安全性を誇っています。前房型のレンズは炎症が起こったり、角膜内皮細胞が5年間で平均8.3%減少したりすることが報告されていることから、ICLレンズを採用している医療機関が多くなっているようです。

滋賀でフェイキックIOL(ICL)が受けられる2院
※2020年2月調査時点
おぐりクリニック(長浜)
おぐりクリニック長浜院の公式サイト画像
ICL導入時期 2010年
手術費用(片眼) 22万円~
電話番号 0749-65-2377
森井眼科医院
森井眼科医院の公式サイト画像
ICL導入時期 2016年
手術費用(片眼) 33万円~
電話番号 077-522-2153